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■FRX-99 機体解説
FFR-31MRの後継として開発された無人戦術偵察機。高度に自動化された操縦・航法システムと、やはり自動化されたミッション・システムを統合し自律的な飛行とオペレーションを可能としている。
無人機であるため乗員の肉体的な限界にとらわれない空中機動ができる。公式には機体の荷重限界は9G以上とされているが、実際には9Gを大きく上回る荷重に耐えるよう設計されていると言われる。
空力的にも従来の有人機とは全く異なる設計となり、主翼・尾翼は大きな自由度をもって可動し、ベクタード・ノズルとともに機首方向を保ったままの水平・垂直移動や高速時の高G機動、あるいは低速での失速後の機動を実現している
エンジンはFFR-31MRと同じFNX-5011-Dだが、90度を越える仰角などの極端な姿勢でも十分な推力と応答性を保つよう改良され、新型ベクタード・ノズルを装備する-20型が搭載されている。
偵察システムは基本的にはFFR-31MRと同様の機能・性能が維持されているが、ポッドやセンサープレートではなく、機体内蔵式およびコンフォーマル方式で装備されている。
FRX-99は無人機として開発され、胴体前部の有人機ではコクピットのある位置に“ブレインパーツ”と称されるセントラル・コンピューターが搭載されている。 |
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